添加物は…

添加物が心配?イーストとイーストフードの違いって?

手作りでも市販のものでも、添加物の有無は気になりますよね。

どんなものが入ってるの?食べて大丈夫なの?子供の成長に影響は?

テレビや雑誌では怖いことを言ってるけど本当なの?

パンにはイーストフードっていう添加物が含まれるらしいけど、イーストフードって何?

今回はそんな気になる添加物のあれこれを調べました。

 

「イースト」と「イーストフード」

イーストはパンをふくらませるために必要な酵母です。自然界には様々な細菌があり、その中からパンづくりに必要な細菌だけを抽出していつでも使えるような形にしたものが生イースト、ドライイーストと呼ばれるものです。

「天然酵母」という名称が一般的になってしまったため、イーストが天然でないように聞こえるかもしれませんが、天然酵母を使いやすくしたものですから本質的には同じものです。天然、という言い方が誤解の元ですが、自然界にあるままの形で酵母を使うと管理が難しく仕上がりが安定しないという難しさがあるために、イーストはパン作りの工程で大変重要なものです。

一方で「イーストフード」は酵母ではありません。

イースト(酵母)をより効率的に活性化させるために加えた食品添加物です。食品衛生法上、添加物の名称は全部商品に記載することが義務付けられていますが、一つ一つ薬品名を書くのではなく、定められた添加物は一括して「イーストフード」と表記することが許可されているためこのように記載されています。

市販のパンに含まれる食品添加物は店頭での長期間の保存に向くように、また安価で大量生産ができるように工夫されたものであり、もちろん規定の量以内であれば体に害はありません。

 

そもそも添加物は悪いものなの?

 

新聞やネットなど、メディアでは派手に「添加物がこんなに入っている!食べると死ぬ!」と書かれていますが、実際死ぬほどの化学薬品であれば当然規制の対象になります。その基準は年々厳しくなり、現在では添加物はかなり削減されているのが実情です。

大量に摂取すれば危険という説もありますが、どんなものでも大量に摂取すれば危険です。醤油を毎日1リットル飲む人はいないでしょうが、どんな食べ物にも限度はあります。我々は生野菜だけをかじって生きられるわけではないので、食べるための工夫をする必要があります。それが食品添加物です。

(ヤングジャンプコミックス/ ℃りけい。 より)

一例ですが、バナナを剥いて空気に触れさせると黒ずんでしまいますね?しかしレモン汁をかけるとビタミンCにより酸化を遅らせることができます。このように酸化防止剤としてビタミンCを使うことも添加物の一つです。

 

「天然」という言葉にだまされない

 

塩

 

最近に天然も人工もないのでそもそもが天然酵母という言い方もおかしいのですが、商売をする上では天然とつけたほうが売れるので天然酵母と呼んでいます。酵母に天然と付ける意味は特にありません。

天然のフグは猛毒を持っていますし、天然の塩だって大量に摂取すれば血圧が上がり大変体によくありません。天然か人工かではなく、全ては程度の問題ではないでしょうか。

ベーカリーで天然酵母にこだわるお店というのは安全性の問題ではなく、生イーストやドライイーストよりも天然酵母の味わいを大事にしているということが言えるでしょう。天然酵母は時間と管理の手間がかかりますが、他の酵母も多く含まれて味わいが深くなることが魅力の一つです。そのため技術的には難しくなりますが自分だけのパンを追い求める職人さんが天然酵母を選ぶことが多いのです。

 

本当に添加物ゼロのパンがほしいならホームベーカリー

お店で売っているパンは、店頭でなるべく長い時間並べなくてはいけないという事情から、多少なりとも添加物が含まれているでしょう。全くの添加物ゼロを食べたいというのであれば、やはりホームベーカリーの購入をおすすめします。

保存料も酸化防止剤もゼロなので日持ちはしませんが、自分で選んだ材料だけで作る安心感はホームベーカリーならではのメリットです。

必要な分だけ焼いて、すぐに焼き立てを食べる。

一番基本的で、一番贅沢な楽しみ方かもしれませんね。

 

私のおすすめは使いやすく丈夫で長持ちなパナソニック製品です。

うちのタイプはもう5年以上使っていますが現役です。