パンカット

焼き立てパンをキレイに切るテクニック

パンを潰さずにキレイに切る3つのポイント

ホームベーカリーで焼いたパン、またはお店で買ってきた焼きたてのパン。

でもナイフを入れた途端に「ぐにゃー」って潰れてませんか?

そのまま力ずくで押し込んだらぺったんこになってしまったり。

どんなふわふわのパンでも、実はちょっとしたテクニックで均等に切ることができます。

 

大事なポイントは3つ

・道具

・使い方

・手順

です!

 

道具:おすすめはパン切り包丁

 

道具にはそれほどこだわらなくても、ご家庭にある包丁で大丈夫…といいたいところですが、食パンは結構な大きさがある上に、焼きたてのパンは空気を多く含み、力を入れるとしぼんで潰れてしまいます。

できれば以下のようなパン切り包丁があると良いでしょう。

 

 

 

なぜパン切り包丁が大事なのか?

普通の包丁は一回で切ることを前提に作られています。お刺身やお肉を切る際にノコギリのようにギコギコと前後に動かさないほうが良いのはそのためです。

しかしパンは一回でストンと切り落とすことはできないため、前後に動かすことを前提に作られたパン切り包丁のほうがきれいに切れるのです。

それにパン切り包丁は波刃になっており、切り口が刃の表にくっついてこないようになっています。焼きたてのパンがスッと離れてくれるため潰さずにすみます。

ケーキを切るときにも重宝しますから、お持ちでない方は一本揃えてみてはいかがでしょうか。

 

使い方:パンをきれいに切るための力の入れ方

 

次に大事なのは道具の使い方です。いくらいい包丁でも使い方を間違えるとやはりつぶれてしまうでしょう。

包丁の基本として

「硬いものは押して切る」

「柔らかいものは引いて切る」

というのがあります。パンを切る時には刃を前後させるのですが、押すのは切っ先を入れるため。引く時に長く一気に引いて切りましょう。根本から一気に手前に引くことが大事です。

お刺身のように一回できることはできませんが、極力往復する回数は減らすほうが、断面がきれいです。

 

手順:先に等分しておく

最後にパンを切る手順です。

端っこから一枚ずつ切り落としていませんでしたか?

硬いハムならそれでいいのですが、柔らかい焼き立てパンでその切り方では、キレイに切れるのは最初のうちだけでそのうち段々と潰れてひしゃげて、最後の一枚は歪な形になりませんでしたか?

(図)最後の一枚がグニャッとなったパン

 

こうならないためにも、一枚ずつ切るのではなく

先に均等に切込みを入れておくといいでしょう。

こんな感じで切りたい幅に先に三分の一ほど切込みを入れておきます。

そして端からではなく、真ん中から一気に先程の容量で切り分けていきましょう。

パンカット

最後の一枚まできれいに切ることができます。

 

上の方、薄く切った割には均等な厚さにできたのがお分かりいただけますでしょうか。

 

以上、パンを切るコツとしては

「パン切り包丁で」

「引いて切る」

「先に等分して切込みを入れておく」

でした。

 

最後に:パン切り包丁の研ぎ方

 

使用頻度から考えてそれほど研ぐ必要のないパン切り包丁ですが、どうしても切れ味が落ちてきたら…

 

砥石の上になるべく角度をつけずに平らに置き、裏(平たい方)をまっすぐに研ぐことで少しだけ切っ先をとがらせることができます。

波刃は普通に研いでしまうと山が潰れてしまいますし、ダイヤモンドシャープナーなども同様に難しいでしょう。

それほど高いものではありませんので、専門の研ぎ師にお願いするより新品を買うことをおすすめします。