大きさ比較

ホームベーカリーの選び方

さて、実際にホームベーカリーを買うことになって…

どれを買ったらいいのか迷いますね?

どの機種を買ってもハズレはないと言っていいくらい最近のものは高性能ですが、決め手になる条件がほしいところです。

家電ショップの公式サイトでは比較検証コーナーもあるので参考にはなりますが、逆にどれも高性能に見えて一つに絞れなくなったり。

ところが調べていくうちに、我が家で使っている製品でできることが他の製品ではできなかったりして、意外にも全機種共通じゃない機能もあるということがわかりました。買った後でできないことに気がつくとちょっと残念ですよね。そこで今回は各機種の「独自の特徴」をピックアップして、「これができるのはこの製品」という形でおすすめの機種をご紹介したいと思います。参考にしていただければ幸いです。

その前に…

 

必要最低条件

 

まず絞っておきたいのが

「メーカー」

これは日本で開発された商品であることが大事です。海外のメーカーでホームベーカリーの開発に強いところというのはあまり聞いたことがありませんし、極端に安くても知らないメーカーはやめておいたほうが無難です。今回は

・象印・パナソニック・シロカ・タイガー

に絞らせていただきました。

初めての挑戦で失敗したくない方は特に、大手のメーカーを選ぶことが大事です。

「新品」

最近はなんでも安く済ませようとしてリサイクルショップやAmazonの中古で買い物をする方も増えましたが、食べ物を扱う以上、必ず新品を購入するようにしてください。また中古は何らかの部品が摩耗または欠損していることが多く、耐久性に難があります。

気分的にも新品のものを使いたいものです。

「サイズ」

これは1斤タイプと1.5斤または2斤焼けるタイプがあります。2斤タイプでも1斤を焼くことはできますので大は小を兼ねると言いたいところですが、自家製パンは日持ちがしません。2斤焼いて余るくらいなら毎回1斤づつ焼いたほうがそのたびに焼きたてを味わえていいという考え方もできます。もちろん、家族が多くて2斤でしっかり食べ切れるという方には問題ありません。

また、2斤タイプはその分大きく重くなるのでそのことも考慮して選ぶ必要があります。

 

メーカー別おすすめ機種はこれ

 

それでは実際に機種別の特徴を見ていきましょう。

 

【象印のおすすめ】

 

象印 ホームベーカリー1斤用 BB-ST10-WA

 

こちらは2万円台とちょっとお値段が高めのモデルですが機能は抜群です。というのも食パンを焼くためのコースは一通り揃っている上でなおかつ具材を潰さずに菓子パンが作れる「具入りパンコース」、高級な焼き上がりの「プレミアムコース」、ちょっと固めの「ハードコース」、そして特筆すべき点は少ない具材で0.5斤焼ける「ハーフコース」の存在です。

自家製パンは保存料などを使わないために日持ちがしません。そのため少なく焼けるということは無駄が少ないということ。しかもそのたびに焼きたてが味わえるのですからひとり暮らしの人でも買って損のない機能といえます。

その上、発酵や寝かせの時間を調節できるホームメイド機能やらお餅やらそばやらと、これはベーカリーの域を超えた調理ロボという気もしますが…

イーストの自動投入機能もあり、掃除も簡単な着脱式なのもポイント高いです。

もう少し安い方が…という方には前のモデル

 

象印 ホームベーカリー BB-SS10-WP

もあります。こちらは型落ちなのでAmazonでかなりお安く1万円台半ばでお求めになれますが、「ハーフコース」がないのが気になりますね。これは画期的な機能なので取捨選択は迷うところ。

 

【パナソニックのおすすめ】

私の愛用しているメーカーでもあり、現在の最新鋭機種が気になりますw

 

パナソニック ホームベーカリー 1斤タイプ レッド SD-BH1001-R

 

 

パナソニック ホームベーカリー 1斤タイプ ブラウン SD-BMT1001-T

 

上のBHシリーズがライトな機種で、下のBMTシリーズが最新鋭の機種になっています。ライトな方はお値段が1万円程度でメニューが23種類、最新鋭のBMTシリーズは2万円程度しますが36種類のメニューが楽しめるようになっています。

メニューの違いとしてはもちもち、ふんわり機能、ライ麦パンなど完全にお好みですね。どちらも基本的な機能はバッチリ兼ね備えている機種なのでどちらを選んでも大丈夫です。

二種の間にBMシリーズもあるのですが、お値段がBMTシリーズと変わらない上にメニューの種類が25種類とBHシリーズと変わらないのでちょっともったいないかなと。お値段重視ならライトなBHシリーズで、機能重視ならBMTシリーズの二択でいいと思います。

特徴はまず生地のこだわり。パン・ド・ミ(パンの真ん中)にふんわりとした食感が楽しめます。

そして時短コースはなんと最短60分で焼き上がり!私の使っているBH-105は2時間かかりますから実に半分ですね。パナソニックさんの技術力です。

ナッツ、レーズンなどの具材やイーストの自動投入機能ももちろんついています。お餅やピザ生地もできます。

何より私が使っているメーカーさんなので、体験した自信を持っておすすめできるメーカーさんです。

 

【シロカのおすすめ】

 

シロカ ホームベーカリー ~2斤 ホワイト SHB-712

 

 

とにかくシンプルでお値段が安いのがいいという方にはシロカの製品がおすすめです。

見ての通り2斤サイズで1万円前後と大変お安くなっております。(定価は23000円ですが)

その分機能はシンプル、他社のいたれりつくせり感はなくとも食パン、フランスパン、全粒粉、ライ麦、うどんそばなどの基本的な機能は一通りカバー。味の評判もなかなか良いようです。

ただ、1斤用でシロカさんの製品が見つからなかったのが残念。2斤だとそれなりに大きくなりますからね。

どちらかというと食欲旺盛、パワフルな方向けでしょうかw

 

【タイガーのおすすめ】

 

タイガー ホームベーカリー 「やきたて」 ホワイト 1斤用 KBC-S100W

 

 

 

タイガー IHホームベーカリー 「やきたて」 1斤 KBX-A100-W

 

タイガーといえばIH炊飯ジャー「たきたて」ですが、ホームベーカリーなので「やきたて」となってますw

上のKBCはちょっとライトな性能、下のKBXは最新鋭の機種となっています。

さすがのタイガーさん、どちらの機種にもIHの技術を活かした遠赤外線土鍋加工焼きが標準装備で外はパリッと、中はふわふわが売りのようです。また生地を練っている間の温度調整もしてくれるとのことで技術の凄さがあります。

特徴的なのはKBXの方に「角食パンコース」というものがありまして、これ、サイコロみたいに角ばったパンが焼けるんです。

何がすごいって、角パンケースに入れて焼くので生地を練るための羽根の跡がつかないんですよ。

まあそれだけの話なんですけどw

…ただひとつ気になるのがお値段です。高級路線なのか、KBXは3万円弱するんですよね。

他のメーカーのものと比較しても5000円くらい違うんです。それだけ高級な仕上がりということだと思うんですが、機能的には特別なメニューがなくスタンダードな印象。だとするとちょっとコスト面ではお高くなっております。

 

というわけで2017年6月現在で各メーカーの最新、またはそれに準じる形の機種をご紹介してみました。それぞれに特徴があって面白いですね。

改めて感じたのは、もはやパン焼きのメニューは20種類以上あるのが当たり前、お餅やそば、うどん、ピザ記事までできて当然みたいな雰囲気があります。私が買った2013年あたりではイーストの自動投入機能はパナソニックさんだけでしたが現在はどのメーカーさんにもついていますね。特許取ればよかったのにw

 

 

 

全体の印象

メーカー間の違いとしては、どのメーカーも標準的な機能に違いはなくどれを選んでも十分なメニューを備えていました。

その中で差別化しているポイントは

タイガー………焼き方にこだわる職人タイプ。お値段は高め。

象印、パナソニック……個性的なメニューのバラエティタイプ。ニーズに合わせたユニークな機能。

シロカ……量で勝負のコストパフォーマンスタイプ。

と言った感じでしょうか。ラーメン屋で例えると

店長が無愛想で値段も高めだけど味に拘りのお店がタイガー。

ファミリー向けの変わったメニューがたくさんある象印とパナソニック。

学生向けの大盛りメニューが売りのシロカ。

といったところでしょうか?

 

結局何を決め手にしたらいいか

家電量販店で聞いてきました。

「何を基準に選んだらいいんですか?」

答えは「メニューの違い」だそうです。

私としてはメーカーごとの味の違いとか音や振動の大きさなどを教えてほしかったのですが、そのあたりを突っ込んでも

「いや、どれも静かですしそれほど変わりません。値段の違いはメニューの数の多さなんで何を作りたいかで選んでください」

とのことでした。

たしかに機種によってうどんができたりピザができたりと機能は豊富です…が

一番大事なのって美味しい食パンが焼けるかどうかじゃないでしょうか。

それはどの機種にもついていますよね。その点においてどれを選んでも失敗がないのであれば

お好みで選んで失敗はないと思います。

慎重に選びたい!という方は各社のサイトでメニュー一覧を比較していただけると確実です。

…が、繰り返しになりますが全部の機能を使いこなす人なんていませんし、全部使わなければならないわけでもないので予算内でお好みの機種を選んじゃって大丈夫です。

 

ご紹介した価格などの情報は現時点でのものです。時間が経てばまた新機種が発売され、今回ご紹介したものもやがては前のモデルになります。その時には随時情報を更新していきたいと思います。